琵琶湖疏水というと聞き慣れない方が多いかもしれませんが、京都府が明治時代に京都府民のために水道、電力などを供給することも主とした琵琶湖から京都に水を引いてきた事業です。
そして2018年4月から京都ー大津間でその水路を運行する琵琶湖疏水船が68年ぶりに復活したのです。
これによって昔の風情を感じながら京都から琵琶湖(大津)へと移動することができます。
南禅寺
琵琶湖疎水船に乗るために地下鉄東西線の蹴上駅に降りたので、歩いてすぐにある南禅寺に立ち寄りました。
あまり時間がなかったのですが、明治建築に興味があったので、映画の舞台になってる水路閣は必ず見に行きたいと思いました。
朝9時には到着しましたが、観光客がたくさんいて圧倒されました。
まず最初に石川五右衛門で有名な山門に着きましたが、とても迫力がありました。
水路閣まではだいぶ歩くのですが、水路閣と紅葉の競演がとても絵になります。
そして琵琶湖疏水船
昨年ごろから京都の観光情報で話題になっていて、チケットの取り方を知らべたところ、インターネットで申し込みが出来るとの事だったので申し込もうと思いました。
なかなかチケットが取れなかったので、余計に熱くなり、何時間もパソコンに張り付いてチケットを取りました。
明治時代の一大事業の素晴らしさを知り、京都から滋賀への紅葉を堪能できる、実に贅沢なツアーでした。
ガイドの方も明るくユーモアたっぷりに説明してくれて、1時間弱の船旅を、退屈することなく楽しむことが出来ました。
大津では三井寺へ
琵琶湖疎水船で滋賀県大津市に下船したあと、どこかで観光しようと思い調べたところ、下船した場所からすぐのところに三井寺がありました。
国宝が10件、文化財が66件という圧倒的な宝物の数と紅葉の名所というのに惹かれていくことにしました。
とてもしっとりとした落ち着いた雰囲気の寺院です。
京都で紅葉の美しい寺はこの時期見物客で混雑し、立ち止まることもできなかったりするのですが、三井寺では茶店でゆっくり団子を食べたり、紅葉は貸し切りのようにじっくりと楽しむことができました。
他にもこんなスポットがあります。
おわりに
琵琶湖疏水船は期間も限定されているのと同時に復活したばかりということもあって予約が開始されてもなかなか申し込みができない人気になっています。
春の花見や秋の紅葉のシーズンなどは特に予約できる方がラッキーなのかもしれませんのでまずは予約開始の時期を忘れないようにチェックしておいたほうがいいでしょう。
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